どうもPナッツです!
前回の記事ではリージョンやデータセンターについて学んだのですが、正直なところ全然理解しきれていませんでした。
今回の勉強範囲では、さらに覚えることが増えて頭がパンクしそうです笑
ただ、AWSのグローバルインフラストラクチャは今後も何度も出てくる重要な部分なので、ここで一度しっかり整理しておこうと思います。
今後新しい知識が増えたら、この記事をリライトしながら育てていく予定です。
前回のおさらい
アベイラビリティゾーン(AZ)
アベイラビリティゾーン(AZ)は、複数のデータセンターをまとめた単位です。
1つのAZに含まれるデータセンター数は公開されていませんが、複数存在するとされています。
リージョン
リージョンは、複数のAZをまとめた区画です。
なぜそんなにたくさん必要なのかというと、停電や自然災害などによる障害に備えるためです。
AWSではこれを
Design for Failure(故障に備えた設計)
という考え方で表現しています。
基本情報技術者試験でも、災害対策として遠隔地にバックアップを保管する考え方が出てきましたが、それに近いイメージですね。
リージョン利用時の注意点
① データは別リージョンへ自動同期されない
例えば東京リージョンのS3に保存したデータが、自動的に大阪リージョンへコピーされるわけではありません。
別リージョンにも保存したい場合は、レプリケーション設定などを行う必要があります。
② レイテンシー
レイテンシーとは通信の遅延時間のことです。
例えば日本向けのシステムなのにブラジルリージョンを利用した場合、東京リージョンを利用する場合と比べて通信距離が長くなるため、遅延が大きくなります。
そのため、基本的には利用者に近いリージョンを選択することが重要です。
③ コスト
AWSの料金はリージョンごとに異なります。
そのため、同じサービスでも利用するリージョンによってコストが変わる場合があります。
④ 利用できるサービスが異なる
すべてのリージョンでAWSサービスが利用できるわけではありません。
利用したいサービスが対象リージョンで提供されているか事前確認が必要です。
新しく学んだこと
ここからが今回の勉強範囲です
正直、自分もまだ理解しきれていない部分があるので、AIで補足しながら整理していきます。
エッジロケーション
エッジロケーションは、リージョンとは別の場所に配置されたAWSの拠点です。
世界中に多数存在しており、主に以下の用途で利用されます。
- コンテンツの低レイテンシー配信
- 高可用なDNSサービスの提供
公式テキストを読んだときは「何を言っているのかわからん!」が正直な感想でした笑
そこで図を見ながら整理してみると、エッジロケーションはユーザーとリージョンの中間地点のような存在だと理解しました。

初回アクセス時はリージョンからデータを取得します。
しかし、一度取得したコンテンツはエッジロケーションにキャッシュされるため、次回以降はユーザーに近い場所から配信できます。
これによって低レイテンシーを実現しているわけですね。
単純に通信が速くなるだけでなく、アクセス負荷の軽減やDDoS攻撃対策にも役立つ点がすごいところです。
エッジロケーションで利用される主なサービス
Amazon CloudFront
AWSが提供するCDN(Content Delivery Network)です。
画像や動画、HTML、CSS、JavaScriptなどのコンテンツをエッジロケーションにキャッシュし、ユーザーに近い場所から配信します。
先ほど説明した低レイテンシー配信を実現しているサービスですね。
Amazon Route 53
AWSのDNSサービスです。
ドメイン名をIPアドレスへ変換する役割を持っています。
インターネット上の案内人みたいな存在ですね。
AWS WAF
Webアプリケーションへの悪意あるアクセスを検知・遮断するサービスです。
AWS Shield
DDoS攻撃からAWS環境を保護するサービスです。
WAFと組み合わせて利用されることが多そうですね。
ちなみに、
- リージョン
- アベイラビリティゾーン(AZ)
- エッジロケーション
これらをまとめて
グローバルインフラストラクチャ
と呼びます。
試験でさらっと出てきそうなので覚えておきたいポイントです。
その他の選択肢
AWSにはエッジロケーション以外にも、低レイテンシーを実現する仕組みがあります。
今回学んだのは以下の3つです。
- AWS Local Zones
- AWS Wavelength
- AWS Outposts
AWS Local Zones

AWSサービスを利用者の近くで実行できる仕組みです。
オンラインゲームや映像処理など、数ミリ秒の遅延も減らしたい場合に利用されます。
CloudFrontとの違いは扱う対象です。
- CloudFront → コンテンツを配信
- Local Zones → EC2などのAWSサービスを実行
という違いがあります。
「こんな便利なら全部Local Zonesでよくない?」
と思ったのですが、実際にはそうでもありません笑。
理由は以下の通りです。
- 利用できるサービスが限られる
- コストが高い
- リージョンほどの障害耐性がない
そのため、
低レイテンシーが必要な処理だけを利用者近くで実行したい場合に使う
という理解でよさそうです!
AWS Wavelength

5G通信網の中にAWS環境を配置するサービスです。
5Gネットワーク内で処理を行うため、通常のインターネット経由よりもさらに低遅延を実現できます。
ここでも
「そんなに速いなら全部これでよくない?笑」
と思いました。
ただし、
- コストが高い
- 利用できるサービスが限られる
- 5G環境が前提
- 多くのシステムではそこまでの低遅延は不要
という制約があります。
超低遅延が求められる用途で活躍するサービスですね!
AWS Outposts

AWSのインフラを自社データセンターへ設置できるサービスです。
クラウドなのに物理サーバーを会社へ置くという、なかなか面白い仕組みです!
主なメリットは以下の通りです。
- 法規制対応
- 超低遅延
- オンプレミス環境から移行しやすい
一方で、
- コストが高い
- 設置場所が必要
- 利用できるサービスに制限がある
といったデメリットもあります。
普段はリージョンで十分そうですが、下記ケースでは活躍しそうです!
- 「データを社外に出せない」
- 「既存オンプレ環境を活かしたい」
最後に
今回はエッジロケーションや、その関連サービスについて学びました。
また、Local Zones、Wavelength、Outpostsといった低レイテンシーを実現する選択肢についても整理できました。
AWSでは性能だけでなくコストも重要な要素です。
正直まだ全部理解できたとは言えませんが、
「速ければ正義」ではなく、用途によって使い分けるためにこれだけ選択肢が用意されているんだなと思いました。
個人的には、
- リージョン
- AZ
- エッジロケーション
- Local Zones
このあたりが混同しやすいので、定期的に見返して復習したいと思います!
今回も記事の最後に復習問題を用意しているので、よければ挑戦してみてください。
それではまた!
まとめ問題
問題1
ある企業は日本国内向けのWebサービスをAWS上で構築しています。
利用者の大半は日本国内にいるため、できるだけ通信遅延を少なくしたいと考えています。
この要件を満たすために最も適切な対応はどれでしょう?
① ブラジルリージョンを利用する
② 利用者に近いリージョンを選択する
③ AWS Outpostsを導入する
④ AWS WAFを導入する
問題2
ある企業は画像や動画を世界中のユーザーへ高速配信したいと考えています。
コンテンツをユーザーに近い場所から配信するサービスとして最も適切なものはどれでしょう?
① Amazon Route 53
② AWS Shield
③ Amazon CloudFront
④ AWS Local Zones
問題3
ある企業はDDoS攻撃によるサービス停止を防ぎたいと考えています。
この要件に最も適したサービスはどれでしょう?
① AWS Shield
② Amazon S3
③ AWS Outposts
④ Amazon Route 53
問題4
ある企業は超低遅延が求められるオンラインゲームを運営しています。
利用者の近くでEC2インスタンスを実行し、レイテンシーをできるだけ小さくしたいと考えています。
この要件に最も適したサービスはどれでしょう?
① Amazon CloudFront
② AWS Local Zones
③ AWS WAF
④ AWS Shield
問題5
ある金融機関では法規制の都合上、重要データを社外のデータセンターへ保存できません。
しかしAWSサービスは活用したいと考えています。
この要件に最も適したサービスはどれでしょう?
① AWS Wavelength
② Amazon CloudFront
③ AWS Outposts
④ Amazon Route 53
答えはコチラ!
問1:②
問2:③
問3:①
問4:②
問5:③


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